CPUメーカー インテルの決算が悪い 逆にAMDは良決算

2023年2月3日金曜日


決算シーズンです。

私もいくつかの企業の決算を確認しています。(株は一つとして持っていませんがw)


その中で、日本でも有名なインテルの決算がかなり悪い、という情報を見聞きし、調べてみたところ、昨年と比べてかなり悪い決算となっていました。

しかも、先の展望もよろしくない、という状況です。


・収益: 631億ドル (2021年より20%減少)

・純利益:80億ドル (  〃  60%減少)

・利益率:13%   (  〃  25%から低下)

・EPS: 1.95ドル  (  〃  4.9ドルから減少)


PC需要の減速の影響だけでなく、他の分野でも多くでマイナスとなっています。

インテルは、CEOの給与を25%カットするとのこと。

対して、ライバル企業であるAMDは良決算でした。


・AMDは良決算

・収益 : 236億ドル(2021年より44%増加)

・純利益: 55億ドル  (  〃   60%増加)

・利益率: 27%        (  〃   2%上昇)

・EPS : 3.5ドル  (  〃   2.79ドルから増加)


PC向け事業は、インテル同様マイナスのようですが、それ以外の分野に勢いがあり、見事に成長しました。

株価は、この一年で半値になっていましたが、業績は順調であり、株価の低迷は、AMDが悪いわけではないようです。

今回の決算を受けて株価が上昇しています。

AMDが良決算、ということは、インテルの減少は、業界、経済のせいではなく、単純にインテルが低迷しているということでしょう。


ーーー

AMDは、一年前まで少額ながら保有していましたが、生活費のために既に全て売却しています。(そのお金ももうない・・)

なので、株価が上昇したところで私に利益はありませんが、AMD製品の性能の良さに注目していた私としては、良決算であることは嬉しいですね。


しかし、日本では、AMDの名はまだ弱いようで、日本メーカーのPCでAMD搭載のパソコンは少ないです。

多少PCを知っている人には知られています。

CPU単体・・・自作PCするような方はAMDに注目されているようで、当初は売り切れが続出していたとか。

現在有名な将棋の藤井さんは、AMDの最高性能のCPUを搭載したPCで将棋研究に取り組んでいるとのことです。(CPU単品で100万以上します)

また、その噂を聞きつけたAMDからCPUをプレゼントされていますね。


しかし、悪い決算とはいえ、インテルも大企業。

このまま、ただ落ちていく、というわけでもないでしょう。

落ちたとはいえ、収益は、未だにAMDの倍以上あります。

新工場も建設していますし、新製品の開発等、インテルは投資の時期なのでしょう。

これに期待できるのならば、業績、株価共に低迷している今の時期に買いこんでおく、という考え方もあります。

これからも、ライバル企業同士、切磋琢磨し、良い製品を開発していってほしいものです。

インテル一強の時(AMDがRyzenを出すまで)は、CPUの性能が停滞していましたから。

ーーーーーーーー

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 一人暮らしへ              

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 一人暮らしへ

このブログを検索

自己紹介

自分の写真
・毒親脱出→クリア,・就職→まだ,・人生楽しむ→模索中,          

ラベル

ラベル2

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ