生活保護の申請数が、前年同月比6ヶ月連続で増加しているようです。
政府は、コロナ禍における生活支援が終了したことが増加の原因の一つであるとしているそうですが、間違いなくそれでしょうね。
特に、生活費貸付制度は、今年から返済が始まりましたし、コロナで失職し、今年までに仕事にありつけなかった方は、返済もできないでしょうからね。
私ぐらいの年齢の方が、仕事に就けずに、生活保護を申請しているのは、充分あり得る話です。
私も、去年まで、アルバイト、派遣含め、全く仕事が決まりませんでしたし。
・コロナで無職
私は、コロナ禍で仕事を失い、昨年の12月まで無職でしたが、それまでに節約して貯めていたお金で、なんとか過ごせました。
運よく1月から就業できましたが、もし仕事が決まっていなければ、3月頃には生活資金がつきている計算でした。
本当にギリギリでした。
なので、生活保護は、私にとっては、決して他人事ではありません。
現在も、うつ病で休職中ですし、一年後どうなっているのか考えると不安で仕方ないですね。
・生活保護の危機、過去に何度もありました
毒親から逃げるために実家を出て、この十数年間。
何度も生活資金が底をつきかけました。
ぎりぎりで日雇いの仕事にありつけたり、アルバイトに就けたり、派遣が決まったりしましたが、本当に、来月の家賃どうしよう、ということが何度もありました。
市役所に相談にいこうと思ったことも何度もありました。
本当に、ギリギリで運よく仕事にありつけた状態でした。
(運がいい? いや、運がいいならもっと前に決まってますねw)
一応、生活保護の前に、生活資金貸付制度があり、20万ぐらい借りれるのですが。
しかし、それは貸付・・・つまり返済しないといけないものですし、また20万では、ギリギリ3ヶ月届くかどうかのぐらいの生活費にしかなりません。(家賃等、諸々込みで)
・常に必死に仕事を探していました
「ギリギリになって必死になったから、仕事つけたんじゃね。もっと最初から必死だったら働けたんじゃね?」
と言われるかもしれませんが、ギリギリになる前から必死ですからねw。
そもそも、貯金自体、そこまで多くなかったですし、余裕なんてありませんでした。
むしろ、余裕のなさが顔に出ていて、受からなかったのかもしれません。
仕事していないので、お金が入ってこず、多くない貯金がただ減っていくばかりの恐怖といったら・・・。
・あとがき
まあ、不安にばかりおもっていても仕方ありません。
「最後には生活保護がある」
と思って、生活に心配しない、不安のない状態で面接に臨まないと、受かるものも受かりません。
生活できない方の生活を保障する。
そのための生活保護ですからね。
本当に苦しい方は、堂々と生活保護を受けて、生活の心配がない状態で、できる仕事を探すなり、病気を治すことに専念するなりすればいいと思います。
もちろん、生活保護費で遊んでいたり、不正に取得している人は、厳しく取り締まってほしいですがね。
私も、生活保護にお世話にならないように、早くうつ病を治さねば
・・・
この、”しなければいけない”という考えこそ、うつ病が治らない原因なんですよね。
今回のうつの件は、これ幸いと、ゆっくり休み、この十数年で溜まった精神的な疲弊を排出、回復することに専念することにすることにします。
ー
ー


0 件のコメント:
コメントを投稿